明海大学歯科総合医育成コース認定医制度細則

(目的)

第1条 この細則は、明海大学歯科総合医育成コース認定医制度規則第15条第2項、第38条第1項及び第42条第1項に規定する単位認定審査(以下「単位認定審査」という。)に関し、必要な事項を定める。

(単位認定審査の実施等)

第2条 単位認定審査の実施事項は、次の各号に定めるコースとする。
(1) Excellent Clinician Course
(2) Distinguished Clinician Course
(3) Master Clinician Course
2 認定医更新のための研修会の実施等

(実施事項)

第3条 前条第2項第1号、第2号、第3号の実施事項については、次の各号に掲げる基準等に基づき実施する。
1  Excellent Clinician Course
(1)申請者のオリエンテーション
歯科総合医育成コース単位認定委員長から、次の各号について説明する。
① クリニカルベーシック・クリニカルステップアップコースの初日第1回目に、申請者のためのオリエンテーションを10時00分から30分程度で開催する。
② Excellent Clinician Courseの内容・注意事項等について、説明する。
③ Excellent Clinician Courseの修得単位認定カードを配布する。
④ Excellent Clinician Course申請者のみのオリエンテーションとする。
(2)3カ月に1度のオリエンテーション
歯科総合医育成コース単位認定委員長から、次の各号について説明する。
① クリニカルベーシック・クリニカルステップアップコースの第4、7回目に、申請者のためのオリエンテーションを9時00分から45分程度で開催する。
② Excellent Clinician Courseの内容、進行経過等について、説明する。
ア Excellent Clinician Courseの出席状況、単位修得状況等を確認する。
イ Excellent Clinician Course3カ月間の理解度を小テスト等で確認する。
ウ Excellent Clinician Courseの症例発表方法等を確認する。
③ Excellent Clinician Course受講者は、オリエンテーションへの出席を義務とする。
(3)理解度テスト
① 理解度テストは、歯科総合医育成コース単位認定委員会が作成、実施する。
② 理解度テストと症例発表は、同一日とする。
③ 午前中に理解度テスト、午後に症例発表とする。
(4)症例発表(1症例)
① 症例発表は、歯科総合医育成コース単位認定委員会が審査、採点を行う。
② 症例発表は、次の各号についてスライドプレゼンテーションとしてまとめ、発表する。
ア 術前口腔内写真
イ 術中口腔内写真(処置経過写真)
ウ 術後口腔内写真
エ レントゲン
オ 歯周検査
カ 診断をもとにした治療計画
キ 咬合検査 等
③ 症例発表は、スライドプレゼンテーション内容を印刷したものを2部作成し、審査委員に提出の上発表する。
④ 1症例の発表時間は、10分から15分とする。
⑤ 症例発表課題内容が合格基準に満たされていない場合、当日審査委員に指摘された内容を改善した症例、又は別の症例を後日改めて委員会に提出する。
⑥ 症例発表日は、理解度テスト実施日と同一日とし、症例発表は午後とする。
2 Distinguished Clinician Course
(1)申請者のオリエンテーション
   歯科総合医育成コース単位認定委員長から、次の各号について説明する。
① 歯科総合医育成コース単位認定申請者は、一定の順序に沿ったコースから受講していない者もいることから、オリエンテーションは、通常のコースとは別の日程を定め、年度のはじめに一定の費用を設定し、納付した者に開催する。
② Distinguished Clinician Courseの内容・注意事項等について、説明する。
③ Distinguished Clinician Courseの修得単位認定カードを配布する。
④ Distinguished Clinician Course申請者のオリエンテーションとする。
(2)3カ月に1度のオリエンテーション
① 歯科総合医育成コース単位認定申請者は、一定の順序に沿ったコースから受講していない者もいることから、オリエンテーションは、十分な時間をかけて開催する。
② オリエンテーションは、通常のコースとは別の日程を定め、費用を設定し、納付した者に開催する。
③ Distinguished Clinician Courseの内容、進行経過等について、説明する。
ア Distinguished Clinician Courseの出席状況、単位修得状況等を確認する。
イ Distinguished Clinician Course申請者は、総合診断能力を養成することが重要な課題となることから、認定委員による総合診断能力の向上のための練習問題等を解説する。
ウ Distinguished Clinician Course申請者の症例発表方法等を確認する。
④ Distinguished Clinician Course受講者は、オリエンテーションへの出席を原則とする。
(3)理解度テスト
① 理解度テストは、歯科総合医育成コース単位認定委員会が作成し、実施する。
② 研修コース毎に配布されるレジュメやテキスト及び内容を基に、Distinguished Clinician Course申請者には課題を設け、宿題とする。
③ 宿題の課題例は、次の各号を参考とする。
ア EBM→抜去歯と模型の根管治療
イ ダイレクトボンディング→抜去歯の充填
ウ クラウンブリッジ→模型形成とTEC
エ デンチャー→部分床義歯の設計、総義歯の印象
オ インプラントベーシック→模型への埋入など
(4)症例発表(2症例)
① 症例発表は、歯科総合医育成コース単位認定委員会が審査、採点を行う。
② 症例発表は、1年に1回開催し、毎年1症例を発表する。
③ Distinguished Clinician Course申請者は、2症例を発表する。症例発表課題は、次の各号から選択する。
ア ベーシックなインプラント治療を行った症例
イ 歯周基本治療の症例
ウ 義歯症例(総義歯、部分床義歯)
エ クラウンブリッジ症例(咬合)
オ ダイレクトボンディング症例
カ 根管治療症例
④ 症例発表は、次の各号をスライドプレゼンテーションとしてまとめ、発表する。
ア 術前口腔内写真
イ 術中口腔内写真(処置経過写真)
ウ 術後口腔内写真
エ レントゲン
オ 歯周検査
カ 診断をもとにした治療計画
キ 咬合検査 等
⑤ 症例発表当日は、プレゼンテーションの内容を印刷したものを2部作成し、審査委員に提出の上発表する。
⑥ Distinguished Clinician Course申請者は、1年目は症例発表とし、通常の研修コースと別の日程を定め、費用を設定し、納付した者に開催する。
⑦ Distinguished Clinician Course申請者は、2年目は症例発表と理解度テストとし、通常の研修コースと別の日程とする。
⑧ 午前中は理解度テスト、午後は症例発表とする。また、係る費用は別途設定し徴収する。
⑨ 1症例の発表時間は、10分から15分とする。
⑩ 症例発表課題内容が合格基準に満たされていない場合、当日審査委員に指摘された内容を改善した症例、又は別の症例を後日改めて委員会に提出する。
3 Master Clinician Course
(1)申請者のオリエンテーション
   歯科総合医育成コース単位認定委員長から、次の各号について説明する。
① 歯科総合医育成コース単位認定申請者は、一定の順序に沿ったコースから受講していない者もいることから、オリエンテーションは、通常のコースとは別の日程を定め、費用を設定し、納付した者に開催する。
② Master Clinician Courseの内容・注意事項等について、説明する。
③ Master Clinician Courseの修得単位認定カードを配布する。
④ Master Clinician Course申請者のみのオリエンテーションとする。
(2)3カ月に1度のオリエンテーション
① 歯科総合医育成コース単位認定申請者は、一定の順序に沿ったコースから受講していない者もいることから、該当コース申請者のためのオリエンテーションは、十分な時間をかけて開催する。
② オリエンテーションは、通常のコースとは別に一定の費用を設定・徴収し、開催する。
③ Master Clinician Courseの内容、進行経過等について、説明する。
ア Master Clinician Courseの出席状況、単位修得状況等を確認する。
イ Master Clinician Course申請者は、歯科総合医としての総合診断能力を養成することが重要な課題となることから、認定委員による総合診断能力の向上のための練習問題等を解説する。
ウ Master Clinician Courseの症例発表方法等を確認する。
④ Master Clinician Course 受講者は、オリエンテーションへの出席を義務とする。
(3)理解度テスト
① 理解度テストは、歯科総合医育成コース単位認定委員会が作成、実施する。
② 研修コース毎に配布されるレジュメやテキスト及び内容を基に、Master Clinician Course申請者には課題を設定し宿題とする。
(4)口頭試問
① 口頭試問は、歯科口腔領域に関わる全人格的な高度専門医療人を養成することなど認定医制度を十分に理解し、歯科総合医としてのあり方等を含む総合的な内容とする。
ア 国民の健康増進の総合的な推進を図るため、様々な歯科口腔領域に関わることのできる医療人として、生涯にわたり高い専門性を保ちつつ総合医として患者の信頼を得るような高度専門医療人を養成する。
イ 「乳幼児から高齢者まで、口腔の健康保持増進に関する知識の普及・啓発、診査、診断、予防、管理」ができ、更に国民に「口腔の健康による健康と生活の質の向上」を提供できる総合的な臨床知識・手技を有する総合臨床歯科医師を養成する。
(5)症例発表(5症例)
① 症例発表は、歯科総合医育成コース単位認定委員会が審査、採点を行う。
② 症例発表は、1年に1回開催し、毎年1症例ずつ発表する。
③ Master Clinician Course申請者は、5症例発表を発表する。症例発表課題は、次の内容から選択する。
ア オーラルリハビリテーションを行った症例
イ 審美歯科症例
ウ 歯周外科治療症例
エ インプラント治療症例
④ 症例発表は、次の各号をスライドプレゼンテーションとしてまとめ、発表する。
ア 術前口腔内写真
イ 術中口腔内写真(処置経過写真)
ウ 術後口腔内写真
エ レントゲン
オ 歯周検査
カ 治療方針(治療計画)
キ 咬合検査 等
⑤ 症例発表は、プレゼンテーションの内容を印刷したものを2部作成し、審査委員に提出の上発表する。
⑥ 研修コース毎に配布されるレジュメやテキスト及び内容を基に、Master Clinician Course申請者には課題を設定し、宿題とする。
具体的内容は、その都度明示する。
⑦ 症例論文を提出し、学会投稿を原則とする。
ア 症例発表の中から、合格症例を「明海歯科医学会」に投稿する。
イ 症例発表に関する投稿規程は、「明海歯科医学会規則」による。

(認定医更新のための研修会)

第4条 第42条第項第1号、第2号、第3号の認定医更新のための研修会実施事項については、次の各号に掲げる基準等に基づき実施する。
2 明海大学歯科総合医育成コース単位認定委員会(以下「単位認定委員会」という。)の指定する研修会に参加する。
3 資格更新(以下「更新」という。)のための単位取得有効期限は、原則として資格登録された日から5年以内とする。
4 更新のための単位取得要件は、原則として次の各号に掲げる基準とする。
(1) Excellent Clinicianは、5年以内に100単位とする。
① 更新のための症例発表          1回に付き10単位
② 更新のための研修会           1回に付き10単位
③ 単位認定委員会の指定する研修会参加   1回に付き10単位
④ 認定医資格申請者対象の症例発表等    1回に付き10単位
(2) Distinguished Clinicianは、5年以内に100単位とする。
① 更新のための症例発表          1回に付き10単位
② 更新のための研修会           1回に付き10単位
③ 単位認定委員会の指定する研修会参加   1回に付き10単位
④ 認定医資格申請者対象の症例発表等    1回に付き10単位
(3) Master Clinicianは、5年以内に100単位とする。
① 更新のための症例発表          1回に付き10単位
② 更新のための研修会           1回に付き10単位
③ 単位認定委員会の指定する研修会参加   1回に付き10単位
④ 認定医資格申請者対象の症例発表等    1回に付き10単位

(雑則)

第5条 この細則に定めるほか、必要な事項は別に定める。

附 則
この細則は、2017年4月1日から施行する。

様式(症例報告) PDFファイル

歯科医師生涯研修部のご案内

ページのトップへ