CONTINUING DENTAL EDUCATION 2019
Distinguished Clinician インターミディエイトセミナー
インプラント時代における“ピュア・ペリオ”
UCLA4日間集中実習コース
インプラント時代における“ピュア・ペリオ”
UCLA4日間集中実習コース
Henry H. Takei
DDS, MS, FACD
Distinguished Clinical Professor of Periodontics
Perry R. Klokkevold
DDS, MS, FACD
Professor of Periodontics
Director of the Postgraduate
Periodontal Residency Program
Paulo M. Camargo
DDS, MS, MBA, FACD
Professor of Periodontics Associate Dean
Jonathan H.Do
DDS
Assistant Clinical Professor of Periodontics
ご挨拶
明海大学・朝日大学・UCLA歯学部は1992年に相互交流協定を締結し、その共同事業の一環として生涯研修事業を行なっております。さらに、明海大学・朝日大学生涯研修部は1999年に発足し、大学が主催する我が国唯一の生涯研修活動として発展しております。
歯科界は日々目覚ましい進歩を遂げており、また少子高齢社会の到来に伴う歯科疾病構造の変化や社会ニーズの多様化により、歯科医師は新しい情報を吸収し、国民の健康に寄与する姿勢と歯科医療技術・資質などを含めた医療全体の質の向上を図ることが必要とされています。
そのようななか、明海大学・朝日大学生涯研修では、高度な専門的知識と技術を持つ総合臨床歯科医師の育成のために、一口腔単位であらゆる臨床分野をバランスよく学ぶことができるように研修プログラムを構築しています。とりわけ、成人の大半が罹患していると言われる歯周病に関する研修は極めて重要なため、UCLA歯周病学講座と明海大学歯周病学講座の教授・講師陣による、基礎編から応用編までを網羅した実戦形式の充実したプログラムを用意しております。
この「インプラント時代における”ピュアペリオ”UCLA4日間集中コース」は、歯周病学の世界的権威であるヘンリータケイ教授をはじめとした、UCLA歯周病学講座の精鋭講師陣によって行われます。インプラント治療のリスクを考慮した上で、「一本の歯を守る」ための科学的な根拠とその手法を集中して学ぶことができる、極めて洗練された本コースを通して、皆様の臨床の一助となれば幸いです。
明海大学歯学部生涯研修部
コース概要
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- 年間スケジュール一覧
- カレンダーを見る>
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- 日程
- 2019年9月13日(金)
9:00~19:00
2019年9月14日(土)
7:30~19:00
2019年9月15日(日)
7:30~19:00
2019年9月16日(月・祝)
7:30~16:30
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- 会場
- 東京・新宿区
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- 主な認定医制度
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- □日本歯科医師会認定研修会
- □明海大学「歯科総合医」認定研修会
- □明海大学大学院歯学研究科の単位認定コース
- □日本歯周病学会専門医・認定医の更新単位認定研修会
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- 修了証・認定証
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- □UCLA公認認定書の授与
概論
研究や新しい臨床の概念、技術の進化はあらゆる専門分野に劇的な変化をもたらすが、歯科領域も例外ではない。
新しい知識は歯科の臨床に影響を与え、臨床のあり方を形作るもので、変化は望ましいものである。
1980年代後半に導入されたインプラント治療は歯科の臨床に大きなパラダイムシフトをもたらした。
インプラントを組み込むことで歯科の治療計画が劇的に変化した。
インプラント治療は厳密には欠損部を補完する一つの手技に過ぎないが、その影響は歯科医学のあらゆる分野に及んだ。
しかし歯科医学の根本的な目的は揺るぎないものであり、変わるべきものではない。
すなわち歯科学の究極の使命はあくまでも歯科疾患の予防である。
これを判断基準として新しい知見を受け入れ、治療計画を構築すべきである。
しかし、インプラント粘膜周囲炎ならびにインプラント周囲炎が認識されるにつれてインプラント治療についての誤信も表面化した。
これは新発見において常に起こりうることである。
その結果、インプラントについての再評価と治療計画全体におけるインプラントの優先順位の見直しが迫られた。
さらに歯の温存と早急な抜歯につづくインプラントによる置換についての再考が必要となった。
インプラントの予知性が再び疑問視され、確実性に欠けることが分り、解決の鍵はやはり歯科医師自身であり、すなわち歯科医師には研鑽をつむ責任があり、すでに2016年Journal of Dental ResearchでGiannobleとLangが以下のように指摘している。
「中等度の歯科疾患、すなわち齲蝕や歯内疾患、歯周病変に対して抜歯を勧める歯科医師は決して少なくない。」
従って”インプラント時代におけるピュア・ペリオ” は、歯科医師にとって歯科疾患の予防と治療の概念の再考を促すきっかけとなるべきである。
臨床に立脚したこのコースは歯科医療の本来の目的、すなわち確固たる歯周病学の知識と診断に基づいた天然歯保存の再評価を促す機会である。
最新の研究知見と臨床的な革新を現在から未来にわたって組み込むことは、”最高の総合臨床歯科医師”となる自信を獲得することになる。
概要
独創的な四日間の生涯研修コースでは講義、自由討論、臨床に直結する実習を通じて講師と受講者の間で意見交換を行う。
コースはビデオを使用した講義と受講者と講師との間の有意義な討論で構成されている。
両者間の活発な意見交換の場を提供する。
実習では講義の内容に沿って臨床に関連する実技を習得する。
歯周疾患とインプラント周囲疾患の複雑な特性を単純化し、明瞭にするための概念ならびに考え方に基づいて独自の講義を行う。
さらに歯周治療とインプラント治療の共生的な関係と両者の違いの重要性について解説する。
歯周疾患とインプラント関連疾患の誘因、修飾因子、ならびに恒久化因子についても言及する。
これらの疾患を管理、治療し、望ましい成果をもたらすための教育療法、器械的療法、ならびに維持療法の重要な概念を紹介する。
臨床診査と診断は患者ならびに担当医に対する教育(教育療法)と合わせて説明する。
治療の手段(器械的療法)は講義と実習で解説する。
抜去歯、ブタ顎骨ならびに臨床のビデオを使用し、実習で使用する器具は各自に提供される。
疾患をコントロールするための予防処置(メインテナンス療法)は治療の全体的な成功に極めて重要で、本コースで強調される部分である。
- 2019年9月13日(金曜日)
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DAY ONE
- 9:00 イントロダクション
- 9:15 講義と質疑応答 なぜコースのタイトルが “Pure Periodontics” なのか?
- 10:45 講義と質疑応答 インプラント:歯周病の視点
- 11:45 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療
- 13:15 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師及び患者教育的治療
- 14:15 昼食
- 15:00 講義,ビデオ,および質疑応答:歯科医師による機械的療法
- 16:00 ラボラトリー・プラクティス:歯科医師による機械的療法
- 18:00 講義,ビデオ,質疑応答 スタッフの効果的な利用法-重要-
- 18:30 本日のまとめ.第1 日目終了
- 2019年9月14日(土曜日)
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DAY TWO
- 7:30 クリニカル・エクササイズ: 歯科医師による機械的療法
- 8:30 研修会場へ移動
- 9:00 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療 歯周の根拠
- 10:00 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療 歯周外科の原則 切開のデザインなど
- 11:30 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療 歯周外科の原則 骨切除術
- 12:30 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療 歯周外科の原則 再生療法/骨移植など
- 13:30 昼食
- 14:15 ラボラトリー・プラクティス: 歯科医師による機械的療法 豚顎を用いた歯周外科実習
- 18:00 本日のまとめ.第2 日目終了
- 2019年9月15日(日曜日)
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DAY THREE
- 7:30 講義,質疑応答:歯科医師のための教育的治療 エステティックゾーンにおける歯周疾患のマネージメント
- 8:30 講義,質疑応答:歯科医師のための教育的治療 歯周組織と修復物の関連性
- 10:00 講義,質疑応答:歯科医師のための教育的治療 歯周組織と修復物の関連性
- 11:30 講義,質疑応答:歯科医師のための教育的治療 歯周形成外科
- 13:45 昼食
- 14:15 実習:歯科医師のための機械療法 豚顎を用いた歯周形成外科
- 17:30 講義,質疑応答 臨床における適切な審美的観点
- 18:00 本日のまとめ.第3 日目終了.
- 2019年9月16日(月曜日・祝日)
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DAY FOUR
- 7:30 講義,ビデオ,質疑応答:歯科医師の教育的治療 歯周疾患のリスクファクター
- 10:30 講義,質疑応答:歯科医師および患者のためのメインテナンス療法 歯周治療
- 12:30 昼食
- 13:15 講義,質疑応答:歯科医師のための教育的治療
- 14:15 ケースプレゼンテションと質疑
- 16:00 本コースのレビューと討論
■ご協力とお願い
- 1. 服装について
- 我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
- 2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
- 研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
- 3. 個人情報保護法について
- 2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。
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(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。
- (2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。
申込手続き
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