CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2020

Excellent Clinician クリニカルベーシックセミナー

歯科衛生士&歯科医師のためのDental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した自律した歯科衛生士養成コース

歯科衛生士&歯科医師のためのDental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した自律した歯科衛生士養成コース

【コース番号11201001】 【歯科医師】・【歯科衛生士】

村上 恵子

村上 恵子

Keiko Murakami
村上歯科医院歯科衛生士
アメリカ歯科協会(ADA)
 Registered Dental Hygienis(RDH)
神奈川歯科大学客員教授


林 丈一朗

林 丈一朗

Joichiro Hayashi
明海大学歯学部 口腔生物再生医工学講座 歯周病学分野教授
日本歯周病学会 指導医・専門医


龍田 恒康

龍田 恒康

Tsuneyasu Tatsuta
明海大学歯学部 病態診断治療学講座口腔顎顔面外科学分野教授

INTRODUCTION

Dental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)とは、歯科衛生士が患者様の担当者として歯科衛生士業務(ケア)を自律して展開するための思考ツールです。まず、患者様の情報を収集して分析することにより、問題解決に必要な歯科衛生士診断を行います。次に、その診断に基づいて治療計画を立案し、歯科衛生士業務の実施をします。そして、自ら歯科衛生士業務の結果を評価します。このサイクルを繰り返すことにより、歯科衛生士は、単に歯科医師の指示に従って業務を行うクリーニングレディではなく、歯科衛生の観点から自ら考えて対応できる、“自律した”歯科衛生士へと成長していきます。
アメリカでは1970年代から歯科衛生士教育の中で、Dental Hygiene Processが徹底されてきました。村上恵子先生は、アメリカでその教育を受けアメリカの歯科衛生士の資格も取得しています。そして、日本の歯科医院で30年以上Dental Hygiene Processを実践されています。
自律した歯科衛生士として患者様に向き合うことは、歯科衛生士としてのやりがいに繫がるでしょう。また、歯科医師にとっては、頼りになるパートナーとなり、医院全体のクオリティも向上していくことでしょう。
しかし、Dental Hygiene Processを理解している歯科医師の元でなければ、十分にその能力を発揮することができません。是非、医院長あるいは同じ職場の歯科医師も一緒に参加してください。最新の歯周病学の講義とハンズオンは、歯周病専門医である林 丈一朗先生が担当しますので、歯科医師にとっても、歯科衛生士の観点からペリオを基本から学びなおす良い機会となることでしょう。また、4日目には口腔外科専門医である龍田 恒康先生による口腔粘膜疾患と口腔癌に関する講義も行われます。

明海大学歯学部生涯研修部

コース内容

  • 年間スケジュール一覧
    カレンダーを見る>
  • 会場
    千葉・浦安市(PDI)
  • 主な認定医制度
    • □日本歯科医師会認定研修会
    • □明海大学「歯科総合医」認定研修会
    • □日本歯周病学会専門医・認定医の更新単位認定研修会(7単位)
    • □日本歯周病学会認定歯科衛生士更新単位認定研修会(5単位)
    • 歯科衛生士養成コース_村上 恵子先生
    • 歯科衛生士養成コース_林 丈一朗先生
    • 歯科衛生士養成コース_実習風景1アップ
2020年11月29日(日) 10:00~17:00

DAY ONE : ASSESSMENT アセスメント DENTAL HYGIENE DIAGNOSIS 歯科衛生士診断

講師

村上恵子・林 丈一朗

講義

  • ●歯科衛生過程とは
  • ●ペリオの病因論の変遷と治療の考え方
     ―なぜ歯周病は治るのか
  • ●アセスメントとは
     ―情報収集と情報処理
     ―歯科衛生士による歯周病検査
  • ●歯科医師による診査
     ―エックス線写真の読み方
     ―咬合性外傷の診査方法
  • ●歯科衛生士診断とは
     ―情報の整理と問題の抽出
dhp-day-one

ハンズオン

  • ●プロービングとエクスプローリング
  • ●動揺度と咬合診査

プラクティス

  • ●エックス線写真の読影

グループワーク

  • ●アセスメント表の記入
歯科衛生士&歯科医師のための Dental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した 自律した歯科衛生士養成コース
2021年3 月14 日(日) 10:00~17:00

DAY TWO : PLANNING プランニング

講師

村上恵子・林 丈一朗

講義

  • ●歯科衛生士計画
  • ●歯肉縁上のプラークコントロールの考え方
     ―超高齢社会 日本のブラッシングの現状
     ―手用歯ブラシと電動歯ブラシ
  • ●プラークコントロール指導の実際
     ―患者教育
     ―オレリーの意味するもの
  • ●PMTC は必要か?
  • ●歯周外科治療の考え方と適応症
dhp-day-one2

ディスカッション

  • ●セルフケア器具を考える

グループワーク

  • ●プランの立て方

ハンズオン

  • ●シャープニング
2021年4 月4 日(日) 10:00~17:00

DAY THREE : IMPLEMENTATION 歯科衛生士業務の実施

講師

村上恵子・林 丈一朗

講義

  • ●スケーリング・ルートプレーニングの考え方
     -何を除去するのか。SRP とデブライドメントの違い
     -ポケットが再発する2 つの要因
  • ●プロフェッショナルケア
     ―プロフェッショナルケアのゴールとは?
     ―器具の把握と準備
      ・超音波スケーラーの特徴
      ・エアースケーラ-の特徴
      ・ハンドスケーラ-の特徴 グレーシーキュレット
  • ●インスツルメンテーションSRP の実際
歯科衛生士&歯科医師のための Dental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した 自律した歯科衛生士養成コース

ハンズオン

  • ●スケーリング・ルートプレーニング
     ―抜去歯を用いた器具操作
     ―マネキンを用いたポジショニング
     ―豚顎を用いたブラインドテクニック
  • ●超音波スケーリング
dhp-day-three
2021年6月27日(日) 10:00~17:00

DAY FOUR : EVALUATION 評価

講師

村上恵子・林 丈一朗・龍田恒康

講義

  • ●歯科衛生士による再評価
  • ●口腔機能回復治療
    ―ブリッジ、義歯、インプラントの利点と欠点、適応症
  • ●天然歯のメインテナンス
  • ●インプラントのメインテナンス
  • ●口腔粘膜疾患と口腔癌
歯科衛生士&歯科医師のための Dental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した 自律した歯科衛生士養成コース

ハンズオン

  • ●口腔内写真撮影
  • ●口腔粘膜疾患と口腔癌の診査

ディスカッション

  • ●メインテナンスがうまくいかない症例への対応
  • ●お悩み症例相談
※上記プログラムにて開催時間が変更となりました。(21.02.09更新)
第2日 2021 年2 月21 日(日) 10:00~17:00 → 2021 年3 月14 日(日) 10:00~17:00
第3日 2021 年3 月14 日(日) 10:00~17:00 → 2021 年4 月4 日(日) 10:00~17:00
第4日 2021 年4 月4 日(日) 10:00~17:00 → 2021 年4 月29日(木・祝) 10:00~17:00

プログラム一覧

Excellent Clinician クリニカルベーシックセミナー
歯科衛生士&歯科医師のためのDental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した自律した歯科衛生士養成コース

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
2020年11月29日(日)~2021年4月29日(木・祝) 【コース番号 11201001】
自律した歯科衛生士養成コース
歯科医師・歯科衛生士 講師詳細 千葉・浦安市(PDI) 20 60,000 円
終了

■ご協力とお願い

1. 服装について
我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
3. 個人情報保護法について
2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。

(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。

(2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。