CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2024
Distinguished Clinician インターミディエイトセミナー
インプラント時代における“ピュア・ペリオ” UCLA4日間集中実習コース
インプラント時代における“ピュア・ペリオ” UCLA4日間集中実習コース
Pure Periodontics in The Era of Predictable Implant Therapy
Flavia Q. Pirih
DDS, Ph.D.Professor
Tarrson Family Endowed Chair in Periodontics
Beatriz Bezerra
DDS, Ph.D.Health Sciences AssistantClinical Professor
Director of the Pre-doctoral Program in the Section of Periodontics
Yusuke Hamada
DDS, MSD, Health Sciences Clinical Instructor
Periodontics Program Director
INTRODUCTION
明海大学・朝日大学・UCLA歯学部は1992年に相互交流協定を締結し、その共同事業の一環として生涯研修事業を行なっております。さらに、明海大学・朝日大学歯学部生涯研修部は1999年に発足し、大学が主催する我が国唯一の生涯研修活動として発展しております。歯科界は日々目覚しい進歩を遂げており、また少子高齢社会の到来に伴う歯科疾病構造の変化や社会ニーズの多様化により、歯科医師は新しい情報を吸収し、国民の健康に寄与する姿勢と歯科医療技術・資質などを含めた医療全体の質の向上を図ることが必要とされています。そのようななか、明海大学・朝日大学歯学部生涯研修部では、高度な専門的知識と技術を持つ総合臨床歯科医師の育成のために、一口腔単位であらゆる臨床分野をバランスよく学ぶことができるように研修プログラムを構築しています。とりわけ、成人の大半が罹患していると言われる歯周病に関する研修は極めて重要なため、UCLA歯周病学講座と明海大学歯周病学講座の教授・講師陣による、基礎編から応用編までを網羅した実践形式の充実したプログラムを用意しております。この「インプラント時代における“ピュア・ぺリオ”UCLA4日間集中コース」は、歯周病学の世界的権威であるヘンリータケイ教授が初めたものであります。その意志と内容を受け継いだUCLA歯周病学講座の精鋭講師陣によって行われます。インプラント治療のリスクを考慮した上で、「一本の歯を守る」ための科学的な根拠とその手法を集中して学ぶことができる、極めて洗練された本コースを通して、皆様の臨床の一助となれば幸いです。
コース概要
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- 年間スケジュール一覧
- カレンダーを見る>
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- 日程
- 2024年9月13日(金)
10:00~18:00
2024年9月14日(土)
9:00~18:00
2024年9月15日(日)
9:00~18:00
2024年9月16日(月・祝)
9:00~17:00
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- 主な認定制度
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- □日本歯科医師会認定研修会
- □明海大学「歯科総合医」認定研修会
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- 修了証・認定証
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- □UCLA公認認定書の授与
※都合により、日程、プログラム内容、会場等が変更することがございます。予めご了承ください。
概論
研究や新しい臨床の概念、技術の進化はあらゆる専門分野に劇的な変化をもたらすが、歯科領域も例外ではない。
新しい知識は歯科の臨床に影響を与え、臨床のあり方を形作るもので、変化は望ましいものである。1980年代後半に導入されたインプラント治療は歯科の臨床に大きなパラダイムシフトをもたらし、インプラントを組み込むことで歯科の治療計画が劇的に変化した。
インプラント治療は厳密には欠損部を補完する一つの手技に過ぎないが、その影響は歯科医学のあらゆる分野に及んだ。
しかし歯科医学の根本的な目的は揺るぎないものであり、変わるべきものではない。
すなわち歯科学の究極の使命はあくまでも歯科疾患の予防である。
これを判断基準として新しい知見を受け入れ、治療計画を構築すべきである。
しかし、インプラント粘膜周囲炎ならびにインプラント周囲炎が認識されるにつれてインプラント治療の合併症や難点が表面化された。
その結果、インプラントについての再評価と治療計画全体におけるインプラントの優先順位の見直しが迫られた。
そこで、抜歯の判断基準の必要性と再考が必要となった。 インプラントの予知性が再び疑問視され、確実性に欠けることが可視化された。 解決の鍵はやはり歯科医師自身であり、すなわち歯科医師には研鑽をつむ責任があり、すでに2016年Journal of Dental ResearchでGiannobleとLangが以下のように指摘している。
「中等度の歯科疾患、すなわち齲蝕や歯内疾患、歯周病変に対して抜歯を勧める歯科医師は決して少なくない。」従って“インプラント時代におけるピュア・ペリオ”は、歯科医師にとって歯科疾患の予防と治療の概念の再考を促すきっかけとなるべきである。
臨床に即したこのコースは歯科医療の本来の目的、すなわち確固たる歯周病学の知識と診断に基づいた天然歯保存の再評価を促す機会である。
最新の研究知見と臨床的な革新を現在から未来にわたって組み込むことは、“最高の総合臨床歯科医師”となる自信を獲得することになる。
概要
独創的な4日間の生涯研修コースでは講義、ディスカッション、臨床に直結する実習を通じて講師と受講者の間で意見交換を行う。
コースは講義と受講者と講師との間の有意義な討論で構成されている。両者間の活発な意見交換の場を提供する。
実習では講義の内容に沿って臨床に関連する実技を習得する。
歯周疾患とインプラント周囲疾患の複雑な特性を単純化し、明瞭にするための概念ならびに考え方に基づいて独自の講義を行う。
さらに歯周治療とインプラント治療の共生的な関係と両者の違いの重要性について解説する。
歯周疾患とインプラントト関連疾患の誘因、修飾因子、ならびに恒久化因子についても言及する。
これらの疾患を管理、治療し、望ましい成果をもたらすための教育療法、器械的療法、ならびに維持療法の重要な概念を紹介する。
臨床診査と診断は患者ならびに担当医に対する教育(教育療法)と合わせて説明を行う。
歯周病治療(非外科処置並びに外科的な治療)の基本と応用を講義と実習で解説する。
実習においては抜去歯、豚顎骨ならびに臨床のビデオを使用する。実習で使用する器具については各自にこちらか提供される。
治療後において、疾患をコントロールするためのメインテナンス療法は全体的な成功に極めて重要であり、本コースで非常に強調される部分である。
- DAY ONE 2024年9月13日(金) 10:00~18:00
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講師
Flavia Q.Pirih, Beatriz Bezerra, Yusuke Hamada
スケジュール
- 10:00 イントロダクション
- 10:15 歯周病検査方法
- 10:30 歯周病の分類について (Stage and Gradeing)
- 11:00 歯周病診断のワークショップ
- 12:00 歯周病の非外科的処置(SRP)
- 13:00 昼食
- 14:00 ハンズオンセッション (SRP)
- 16:00 口腔衛生の指導と患者のモチベーション
- 17:00 歯周病のリスクファクタの理解
- 18:00 1日目終了
- DAY TWO 2024年9月14日(土) 9:00~18:00
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講師
Flavia Q.Pirih, Beatriz Bezerra, Yusuke Hamada
スケジュール
- 09:00 歯周病再評価と外科的処置の計画について
- 10:00 歯周外科処置:フラップ、骨外科、ディスタルウェッジ
- 12:00 機能的歯冠延長術
- 13:00 昼食
- 14:00 ハンズオンセッション歯周外科処置:フラップ、骨外科、ディスタルウェッジ(豚顎使用)
- 17:00 歯周病の予後判定について
- 18:00 2日目終了
- DAY THREE 2024年9月15日(日) 9:00~18:00
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講師
Flavia Q.Pirih, Beatriz Bezerra, Yusuke Hamada
スケジュール
- 09:00 歯槽粘膜処置の診断、病因と処置の違いについて(CTG, FGG)
- 11:00 歯周病再生療法
- 13:00 昼食
- 14:00 ハンズオンセッション歯周病再生療法(EMD、骨移植と膜の使用)
- 17:00 術後のマネージメントと合併症
- 18:00 3日目終了
- DAY FOUR 2024年9月16日(月・祝) 9:00~17:00
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講師
Flavia Q.Pirih, Beatriz Bezerra, Yusuke Hamada
スケジュール
- 09:00 審美領域の審査診断と審美歯冠延長術
- 11:00 インプラント周囲炎の病因論
- 12:00 インプラント周囲炎の治療方法
- 13:00 昼食
- 14:00 歯周病とインプラントの周囲のメインテナンス
- 16:00 サーティフィケート授与と記念写真
- 17:00 4日目終了
■ご協力とお願い
- 1. 服装について
- 我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
- 2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
- 研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
- 3. 個人情報保護法について
- 2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。
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(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。
- (2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。
申込手続き
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