CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2024

朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

Clinical Step up クリニカル・ステップアップ

【コース番号15241301】 【歯科医師】・【歯科衛生士】・【看護師】・【言語聴覚士】・【管理栄養士】・【薬剤師】

実践!歯科医療者が行うリスク管理 ~「咽頭吸引」を行う上での基礎知識から実践まで~
Clinical practice! “Nasopharyngeal and oropharyngeal suctioning”
Risk management performed by dentists and dental hygienists

【コース番号15241301】 【歯科医師】【歯科衛生士】【看護師】【言語聴覚士】【管理栄養士】【薬剤師】
  • 会場参加

概要

多職種連携、チーム医療が当たり前になっている時代に、歯科医師、歯科衛生士もその一員になれるか、非常に重要な時期かと思います。連携の輪に入っていくには、歯科医療者が多職種との共通認識を持ち、各々の職種の役割(専門性)を理解した上で、我々の専門性を発揮し理解を得ることが信頼獲得に繋がると考えています。「リスク管理」はどの職種においても自らの行う処置や訓練等に付随して管理するもので、対象者に緊急を要する対応が必要になった際の判断や行動に大事な知識です。また、医療者側を守るためにも重要です。
摂食嚥下リハビリテーションや口腔管理の中で「リスク管理」と聞くと、最初に誤嚥・誤飲予防、肺炎予防が思い浮かぶ方が多いと思います。勿論、それら予防も重要ですが、予期せぬ事が起きた時は「その時点で生じていることと対処方法」を判断することが求められます。例えば、口腔管理中もしくはミールラウンド中に多量に誤嚥や窒息した際に、対象者の状態把握や状況を脱するために取る方法が何であるのかを判断することが必要です。つまり、我々歯科医療者も緊急時の状況把握スキルと対処方法について、基本的な呼吸機能、背景にある疾患、誤嚥・窒息時の対応等、適正な知識と技術を備えておく必要があります。
そこで本研修会では、呼吸機能の基礎知識、誤嚥・窒息時の対応法および咽頭吸引の方法を実践に即した形でお伝えしたいと思います。明日からの臨床で「リスク管理」を実践するための一助となれば幸いです。

講師
谷口 裕重

谷口 裕重

Hiroshige Taniguchi
朝日大学歯学部
 摂食嚥下リハビリテーション学分野 
 教授
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 
 認定士
日本老年歯科医学会
 摂食機能療法専門歯科医師・指導医
日本静脈経腸栄養学会 認定歯科医
日本嚥下医学会 相談歯科医
日本障害者歯科学会 認定医

プログラム

  • 第1部
    なぜ歯科医療者がリスク管理を学ぶ必要があるのか(9:30 -9:50 担当 谷口)
    ①患者の疾患、障害の複雑化
    ②リスク管理の必要性
  • 第2部
    摂食嚥下のメカニズム、頚部聴診の方法(9:50-10:50 担当 國井)
    ③摂食嚥下のメカニズム
    ④頚部聴診音の聴き分け方とそれぞれに考えられる症状
    ⑤咽頭吸引の必要性を判断するポイント(Spo2モニター使用方法)
  • 第3部
    呼吸器に関連する解剖・生理学、胸部・頚部聴診の方法(11:00-12:00 担当 池田)
    ⑥呼吸のメカニズム
    ⑦呼吸器疾患の病態
    ⑧胸部聴診の必要性、部位
    ⑨胸部聴診音の聴き分け方とそれぞれに考えられる症状
  • 昼休憩
    12:00-12:45
  • 第4部
    医療デバイスの基礎知識(12:45-13:40 担当 木村将)
    ⑩医療デバイス(人工呼吸器等)の基礎知識
  • 第5部
    実践!咽頭吸引(13:50-15:55 担当 木村将、池田、國井、渡邉、木村菜 )
    ⑪口腔、鼻腔、気管からの吸引方法(渡邉、谷口)
    ⑫咽頭吸引実習、胸部聴診実習(インストラクター付)
  • 終わりに
    15:55-16:00
  • ■定員:
    24名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年12月8日(日) 9:30~16:00
  • ■会場:
    朝日大学病院(岐阜・岐阜市)
  • ■受講料:
    歯科医師20,000 円
    歯科医師以外(歯科衛生士含む) 13,000 円
    歯科医師1名+歯科医師以外1名(計2名) 30,000 円
    ※入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。
    ※お申込みの際に「歯科医師1名と歯科医師以外(歯科衛生士含む)1名(計2名)」を 超えて申込まれる場合は、単独職種(「歯科医師20,000円」又は「歯科医師以外 (歯科衛生士含む)13,000円」)でお申込みをお願いいたします。
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師)

満員

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師以外 - 歯科衛生士含む)

満員

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師1名+歯科医師以外1名 [計2名])

満員

小児・障がい者歯科診療のポイント《実習付》
~教科書に書いていないコツ、教えます!~
Key points of dental care for children and disabilities
~ I’ll teach you tips not written in textbooks! ~

【コース番号15241401】 【歯科医師】【歯科衛生士】
  • 会場参加

概要

「成人の歯科治療を行いながら、いつか、小児について学びたいと思っていた。」そんな声をよく耳にします。小児歯科は決して、成人の歯科治療を小さくしただけではありません。そう、診察から治療計画、実際の治療や指導に至るまで、あらゆる場面で成人の場合とは異なる「ポイント」があるのです。
また、不意の動きがあるかもしれない小児・障がい者では、「安全への配慮」や「行動調整」も重要なファクターです。そのために、小児・障がい者歯科は「4 Hands(フォーハンド)」が基本です。多くの場合、歯科医師と歯科衛生士の組合わせで診療が行われ、それぞれの2本の手、合計4本の手を最大限にフル稼働しながら進めていくことが求められます。したがって本コースは、歯科医師・歯科衛生士を対象としており、小児・障がい者歯科における「チームアプローチ」の視点から構成されています。
歯医者嫌いにさせないための小児・障がい者歯科を一緒に学びませんか?

講師
岩瀬 陽子

岩瀬 陽子

Yoko Iwase
朝日大学歯学部
 口腔病態医療学講座
 障害者歯科学分野教授
日本小児歯科学会専門医・専門医指導医
日本障害者歯科学会認定医指導医
日本歯科麻酔学会認定医

齊藤 一誠

齊藤 一誠

Issei Saitoh
朝日大学歯学部
 口腔構造機能発育学講座
 小児歯科学分野教授
日本小児歯科学会専門医・専門医指導医
日本障害者歯科学会認定医

プログラム

  1. 小児・障がい者歯科の基本知識
    ・口腔内診察とエックス線検査
    ・診断と治療計画
    ・治療の優先順位
    ・予防と指導
    ・定期検診でのチェックポイント
  2. 診療における基本テクニック《実習》
    ・体動を前提とした『診療姿勢』の基本
    ・大人の怖がりさんにも使える!『行動調整法』
    ・頑として口を開けない場合の『開口』テクニック
    ・器具を使わない『開口維持』テクニック
    ・不快にさせない『バキューム』テクニック
    ・うがい無しでもいける!スリーウェイシリンジ&バキュームによる『水洗』テクニック
  3. 治療における基本テクニック《実習》
    ・ラバーダム防湿のコツ
    ・永久歯と違う!乳歯ならではのコンポジットレジン充填
  • ■定員:
    12名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年12月22日(日) 10:00~16:00
  • ■会場:
    朝日大学1号館2階  臨床系第2実習室(岐阜・瑞穂市)
  • ■受講料:
    歯科医師35,000 円
    歯科衛生士 20,000 円(実習材料費含む)
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)

小児・障がい者歯科診療のポイント

満員

小児・障がい者歯科診療のポイント(歯科衛生士)

満員

ベーシックからのステップアップエンド 2日間コース
2Days Step-up Training Course for Treatment of Clinical Endodontic.
【コース番号15241501】 【歯科医師】
  • 会場参加

概要

ベーシックの習得が完了したと感じているにもかかわらず、今一つ症例につまずいたり、マイクロスコープ・CTを導入しているにもかかわらず、ミスを起こしてしまう場合があり、スムーズな臨床が遂行していないなど、悩む所です。本コースは、ステップアップが上手く行かない場合を想定した、ベーシックからのステップアップを目指した内容にて進行したいと考えております。

1人1台マイクロスコープを使用していただけます。1人1台マイクロスコープを使用していただけます。

※1人1台マイクロスコープを使用していただけます。

講師
山田 國晶

山田 國晶

Kuniaki Yamada
かおり歯科医院 院長
歯学博士
日本歯内療法学会(JEA) 専門医・指導医
C.E.R.I研修会 代表・主宰・専任講師
朝日大学歯学部
 口腔機能修復学講座歯科保存学分野
 非常勤講師
朝日大学歯学部
 口腔病態医療学講座インプラント学分野 
 非常勤講師
東京歯科大学 歯内療法学講座
 非常勤講師
日本顕微鏡学会
 指導医・専門医・ 理事・評議員
日本顎咬合学会 指導医
日本臨床歯科医学会 (SJCD) 指導医
S.J.C.Dエンドコース 特別講師
日本口腔インプラント学会 専修医

プログラム

  1. 根管処置を成功するポイント
  2. ステップアップに効果のある器具、器材の紹介と使用テクニック
  3. 根管内封鎖の必要性と封鎖法(デモと実習)
    (BCシーラー&ウォームガッタパーチャ法とMTAパウダーによる封鎖)
  4. 根尖端部の過剰拡大歯の対処法(デモと実習)
  5. 不良再処置歯におけるトリートメントプランとガッタパーチャ除去
  6. 穿通障害歯とは
    (その考え方と穿通法・処置法と弯曲型穿通障害歯トレーニング模型によるデモと実習)
  • ■定員:
    10名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2日間
    2024年9月15日(日) 10:00~18:00
    2024年9月16日(月・祝) 10:00~16:00
  • ■会場:
    知立研修センター(愛知・知立市)
  • ■持ち物:
    筆記用具・白衣(もしくは実習に支障のない服装)
  • ■受講料:
    165,000 円
    (会場レンタル費・器材レンタル費・模型代・昼食代などを含む)
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

結合組織移植(CTG)をマスターする
~根面被覆から歯槽堤増大術まで~ 
Surgical Training for Connective Tissue Graft -Root Coverage and Ridge Augmentation –

【コース番号15241601】 【歯科医師】
  • 会場参加

概要

近年、歯周病治療だけでなく審美修復やインプラント治療においても、歯肉のマネージメントの重要性が注目されています。また、日々の臨床のなかで歯肉退縮や歯肉の厚みが薄い歯に対して、そのままレジン充填や補綴処置を施してきたことが多いと思います。しかし、歯肉退縮に対して行ったレジン充填が、さらに歯肉退縮を起こしているケースに遭遇したことは少なくないのではないでしょうか。
本コースではこのような臨床で起こりうることを想定し、その予防や改善、清掃性の向上を目的とする結合組織移植術による根面被覆や歯肉増大によるバイオタイプの改善まで、豚顎を用いて手技をマスターしていただく実習中心のハンズオンコースです。

講師
青井 良太

青井 良太

Ryota Aoi
あおいデンタルクリニック・麻布十番 ぺリオインプラントセンター 院長
SBC(Surgical Basic Course) 顧問
朝日大学医科歯科医療センター 非常勤講師
SAC(Sinus Approach Course) 常任講師
AAP(America Academy of Periodontology)

宮地 栄介

宮地 栄介

Eisuke Miyaji
宮地歯科医院 院長
SBC(Surgical Basic Course) 常任講師
club SBC会長
SAC(Sinus Approach Course) 常任講師

木下 富貴

木下 富貴

Tomitaka Kinoshita
きのした歯科クリニック 院長
SBC(Surgical Basic Course) 常任講師
clubSBC副会長

三條 直哉

三條 直哉

Naoya Sanjo
三條歯科医院 院長
SBC(Surgical Basic Course) 主幹
SAC(Sinus Approach Course) 常任講師

プログラム

講義(Lecture)

  1. 歯周外科総論
  2. 多種多様な移植テクニック
  3. 術式の選択基準
  4. 切開、剥離、縫合
    (結合組織移植術、遊離歯肉移植術を中心に)

実習(Hands on)

少数歯、多数歯における根面被覆術・歯肉増大術等、時間の許す限りできるだけ多くの情報をお伝えします。

  • ■定員:
    20名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年9月8日(日) 10:00~16:30
  • ■会場:
    株式会社ヨシダ 大阪支店(大阪・大阪市)
  • ■受講料:
    70,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

コンポジットレジン修復の発想転換
-ハンズオンコース-
Paradigm Shift of Direct Composite Resin Restoration.

【コース番号15241701】 【歯科医師】
  • 会場参加

概要

近年、コンポジットレジン修復関連の基礎研究や材料開発の努力によって、直接法によるコンポジットレジン修復の適応範囲は拡大しています。開発当初、コンポジットレジン修復の臨床応用範囲は小規模窩洞に限定され、その歯質接着性や修復材料としての物性には長期的な臨床経過に懐疑的な認識が一般的であったと記憶しています。しかしながら、継続した学術研究や臨床応用の蓄積により、ボンディング材の歯質への浸透・硬化による強固な接着能力の獲得と、コンポジットレジンの重合硬化後の強度・審美性の向上とが、臨床でのコンポジットレジン修復に関する認識を大きく変化させる状況となっています。
ボンディング材の歯質接着能力は既に臨床上で必要十分なレベルに到達し、新規ボンディング材に求められる方向性は、より使用環境に左右されにくいタイプへの機能性の追求や、短時間で確実な処理が可能なタイプへの改良へとシフトしています。また、フロアブルコンポジットレジンなど、様々な特徴を持ったダイレクトアプリケーションタイプのコンポジットレジンが次々に登場して臨床での操作性は著しく向上し、窩洞形態に合わせた確実な充填操作がより短時間で可能となりました。
これらの新しい方向性で開発されたコンポジットレジン修復関連材料の特徴を理解し、臨床適用における注意点を整理することは重要であり、本講演では様々な臨床状況で新規材料を活用したコンポジットレジン修復症例を紹介します。多くの症例にとって、コンポジットレジン修復を治療手段の最初の一手として採用し、口腔内環境の崩壊に向かうレストレーションサイクルを初期段階で停止させる取り組みは非常に重要であり、患者の理解・協力の下で我々歯科医師が「MI修復」の新しい方向性を模索していく必要があると考えます。

講師
田代 浩史

田代 浩史

Hirofumi Tashiro
田代歯科医院 院長
東京医科歯科大学 臨床教授( 齲蝕制御学)
日本歯科保存学会 専門医
日本接着歯学会 指導医
DIRECT RESTORATION ACADEMY OF COMPOSITE RESIN 主宰

プログラム

講義(Lecture)

  1. コンポジットレジンによる接着修復の特性 8 PROPERTIES
  2. コンポジットレジン修復の最新臨床術式 8 STEPS
  3. コンポジットレジン修復の適応症拡大 8 CASES
    保険診療症例
    ・臼歯1級修復(齲蝕治療)
    ・臼歯2級修復(齲蝕治療)
    ・破折歯への修復(前歯4級修復)
    自費診療症例
    ・臼歯2級修復(メタルフリー修復)
    ・離開歯列への修復
    ・ダイレクトベニア修復
    ・ダイレクトクラウン修復
    ・ダイレクトブリッジ修復

実習(Hands on)

  1. 臼歯部2級修復(メタルフリー修復)におけるマトリックス システムの活用方法
  2. 前歯部大規模コンポジットレジン修復におけるシリコーンガイド作製方法
  3. ダイレクトクラウン修復における失活歯への歯冠形態再構築方法
  • ■定員:
    15名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年11月17日(日) 10:00~16:30
  • ■会場:
    株式会社モリタ 名古屋支店(愛知・名古屋市)
    ※会場については変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
  • ■受講料:
    60,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

パーシャルデンチャーのフォーカスポイント

Crucial Focal Points in Partial Denture Design: Overlooks and Improvements

【コース番号15242001】 【歯科医師】
  • 会場参加

概要

現在、部分欠損症例に対する補綴手段として、インプラントはパーシャルデンチャーやブリッジに並ぶ、さらにそれ以上の代替可能な治療方法になったとされています。しかし、実際の臨床現場におけるパーシャルデンチャーの症例数は、インプラントをはるかに凌ぐと思われます。では、なぜパーシャルデンチャーの症例数の多さには目が向けられないのでしょうか?その理由を考えてみると、“術者の義歯に対する苦手意識”、“義歯を経験した患者からの拒絶”、“審美性の悪さ”等々が考えられます。また、設計に関しては、「ラボにお任せ」という歯科医院もあると聞きます。パーシャルデンチャーにおいて、患者にとって満足度の高い固定性補綴処置と同様の結果を得るために、どのような考え(Why?)を基に、どこに/どうやって(What/How?)フォーカスをあてて設計を行うかが重要です。本コースでは、これまで通説とされてきたパーシャルデンチャーの理論的背景とその変遷を振り返りながら、パーシャルデンチャーの設計・連結装置に関して話題を取り上げたいと思います。

講師
武藤 晋也

武藤 晋也

Shinya Muto
武藤歯科医院院長
歯学博士
朝日大学歯学部客員教授
日本臨床歯周病学会指導医
スイスC&M社公認インストラクター

プログラム

  1. パーシャルデンチャーの問題点
  2. パーシャルデンチャーの連結様式の特徴
  3. RPIクラスプ・キャストクラスプにおけるリジッドデンチャーの考え方
  4. エーカースクラスプ応用の設計
  5. 一次固定・二次固定によるリジッドコネクティングの比較
  6. インプラントとのコラボレーションによるパーシャルデンチャー
  7. 設計実習

本コースにつきまして開催中止とさせていただくこととなりました。
何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

歯周・補綴・審美 包括的歯科臨床コース
Comprehensive Clinical Dental Course in Periodontics,Prosthodontics and Esthetics
【コース番号15241801】 【歯科医師】
  • 会場参加

概要

1900年以降歯科においては一口腔単位の治療が推奨されてきました。検査・診断から顎関節の状態、咬合高径と水平的な顎位、咬合平面と臼歯部の咬合関係、 前歯部の誘導路の確保など採得した資料を分析し治療計画の立案をおこない、その後に治療に介入する。先人の先生方の努力と研鑽と長期に渡る良好な予後経過により、 包括的な治療は確立した手法であると考えられます。しかしながら、今だに一歯単位の対症療法により日常の臨床がおこなわれていることも事実です。今回は基本的な技術を身につけ、包括的な治療の診断・分析が可能となる臨床家にとって必要な技術と科学的な根拠いわゆるエビデンスを学んでいただけるコースとなっています。

各プログラム

第1回「包括的治療 総論」 2024年5月25日(土)・26日(日)

講師

勝又 明敏

勝又 明敏

Akitoshi Katsumata
朝日大学歯学部 口腔病態医療学講座
 歯科放射線学分野 歯科放射線学 教授
日本歯科放射線学会指導医・専門医
日本口腔インプラント学会基礎系指導医
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定師

瀧野 裕行

瀧野 裕行

Hiroyuki Takino
タキノ歯科医院院長
朝日大学歯学部客員教授
日本先進医療研修施設(JIADS)理事
日本臨床歯周病学会認定医
OJ(Osseointegration Study Club of Japan)相談役
AAP(American Academy of Periodontology)

貞光 謙一郎

貞光 謙一郎

Kenichiro Sadamitsu
貞光歯科医院院長
日本顎咬合学会理事長・指導医
日本審美歯科学会代議員・認定医
朝日大学非常勤講師

谷尾 和正

谷尾 和正

Kazumasa Tanio
タニオ歯科クリニック 院長
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医

第1日 2024年5月25日(土) 14:00~18:00

包括的治療の長期的予後経過(講義)
口腔内を包括的に観察し、一口腔単位で治療をおこなってきました。先ずは応急処置をおこない、資料を採得・分析から患者説明 、患者との対話のもとで治療に介入する。講師の先生方の治療結果と予後経過をみていただき今後の検査・診断の参考にしていただけたらと思います。

第2日 2024年5月26日(日) 10:00~17:00

的確な資料採得と顎関節の分析(講義・実習)
包括的治療の予後経過には、確実な資料採得と顎関節の分析、的確な資料採得と資料分析は治療の予後経過を大きく左右します。資料の採得と分析の手法を学びます。また、臨床家が覚えておかなければならない咬合論と顎の運動の起点となる顎関節の観察手法を学んでいただけたらと思います。

第2回「歯周外科 歯周組織再生療法~歯周形成手術」 2024年7月6日(土)・7日(日)

講師

辰巳 順一

辰巳 順一

Junichi Tatsumi
朝日大学歯学部 口腔感染医療学講座歯周病学分野 教授
日本歯周病学会 専門医・指導医
日本顎咬合学会 指導医

瀧野 裕行

瀧野 裕行

Hiroyuki Takino
タキノ歯科医院院長
朝日大学歯学部客員教授
日本先進医療研修施設(JIADS)理事
日本臨床歯周病学会認定医
OJ(Osseointegration Study Club of Japan)相談役
AAP(American Academy of Periodontology)

第3,4日 2024年7月6日(土) 14:00~18:00 ・ 2024年7月7日(日) 10:00~17:00

歯周外科 歯周組織再生療法~歯周形成手術(講義・実習)
歯周基本治療終了後、効果的で正しい歯周外科を行うためには、その基本手技・手法を理解していなければ上達は不可能です。また、正しい歯周外科処置が実施できることで、予後が安定し、再生療法などの治療効果も高まります。最終的な機能回復処置やインプラント治療に向け、口腔内の環境改善を行い長期安定した予後が獲得できるよう様々な歯周外科処置について学んでいただきます。本プログラムは、講義・デモ・実習から成り、多くの時間を、豚顎を用いた実習に割く予定です。

■日本歯周病学会専門医・認定医の更新単位認定研修会(7単位)

第3回「MIと審美修復」 2024年8月24日(土)・25日(日)

講師

二階堂 徹

二階堂 徹

Toru Nikaido
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座
歯科保存学分野歯冠修復学 教授
日本歯科保存学会 理事・専門医・指導医
日本接着歯学会 理事・認定医
日本歯科理工学会 中部支部理事・シニアアドバイザー

村瀨 由起

村瀨 由起

Yuki Murase
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座
 歯科保存学分野歯冠修復学助教
日本歯科保存学会認定医・専門医・評議員
日本歯科色彩学会評議員

貞光 謙一郎

貞光 謙一郎

Kenichiro Sadamitsu
貞光歯科医院院長
日本顎咬合学会理事長・指導医
日本審美歯科学会代議員・認定医
朝日大学非常勤講師

谷尾 和正

谷尾 和正

Kazumasa Tanio
タニオ歯科クリニック 院長
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医

第5,6日 2024年8月24日(土) 14:00~18:00 ・ 2024年8月25日(日) 10:00~17:00

保存・補綴(講義・実習)
日々の臨床のなかで最も実践している処置がレジン充填ではないでしょうか。 本セミナーでは科学的な根拠に基づいたレジン充填と接着の概念を説明出来ればと思います。

第6日 2024年8月25日(日) 10:00~17:00

保存・補綴(講義・実習)
支台歯形成は、最終の補綴物装置形態を決定する重要な処置となります。実習にて基本を覚えていただければと思います。また、審美修復では、基本的な客観的基準から材料学を学び実践につながるよう講義いたします。

第4回「インプラントと総括」 2024年10月5日(土)・6日(日)

講師

中本 哲自

中本 哲自

Tetsuji Nakamoto
朝日大学歯学部 口腔病態医療学講座 インプラント学分野教授
日本補綴歯科学会 指導医・専門医
日本口腔インプラント学会 指導医・専門医

中川 豪晴

中川 豪晴

Takeharu Nakagawa
医療法人社団 中川歯科医院 理事長
朝日大学歯学部口腔機能修復学講座
 歯科保存学分野歯冠修復学客員教授
朝日大学歯学部歯科医師生涯研修センター
 副センター長

瀧野 裕行

瀧野 裕行

Hiroyuki Takino
タキノ歯科医院院長
朝日大学歯学部客員教授
日本先進医療研修施設(JIADS)理事
日本臨床歯周病学会認定医
OJ(Osseointegration Study Club of Japan)相談役
AAP(American Academy of Periodontology)

谷尾 和正

谷尾 和正

Kazumasa Tanio
タニオ歯科クリニック 院長
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医

貞光 謙一郎

貞光 謙一郎

Kenichiro Sadamitsu
貞光歯科医院院長
日本顎咬合学会理事長・指導医
日本審美歯科学会代議員・認定医
朝日大学非常勤講師

第7日 2024年10月5日(土) 14:00~18:00

インプラント(講義・実習)
臼歯部の咬合の安定を望むなら、インプラントは欠かせないものであると考えています。基本に忠実に施術をおこなうことで長期的な予後経過も望めることは周知の事実です。インプラントの基礎から応用、将来像までお話ができればと思います。

第8日 2024年10月6日(日) 10:00~17:00

総括
健全な経営を基盤に健全な医療が営めることが医療の原則であるといわれています。医療と医業の充実をテーマに講演をおこないます。また、歯科のデジタル化に向けた各医院での取り組みも話させていただきます。

  • ■定員:
    18名
  • ■日時:
    8日間
    2024年5月25日(土) 14:00~18:00 2024年5月26日(日) 10:00~17:00 2024年7月6日(土) 14:00~18:00 2024年7月7日(日) 10:00~17:00 2024年8月24日(土) 14:00~18:00 2024年8月25日(日) 10:00~17:00 2024年10月5日(土) 14:00~18:00 2024年10月6日(日) 10:00~17:00 ※時間については変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
  • ■対象:
    歯科医師
  • ■会場:
    株式会社松風 本社(京都・京都市)
  • ■受講料:
    550,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

本研修会につきまして開催中止とさせていただくこととなりました。
何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

学術と臨床の融合
臨床医が知りたい専門知識【Professorに聞く】
Fusion of the dentistry and the dental clinician practice
– the specialized knowledge to demand a dental clinician【 ask a professor it .】-

【コース番号15241901】 【歯科医師】
  • WEB配信

各コース

I 歯科用CBCTの臨床利用

講師:勝又 明敏
【コース番号:15241901】
配信期間:2024年10月1日(火)~10日(木)

大学病院などを除いた歯科臨床家が利用可能な顎関節の画像診断は、長い間、パノラマX線撮影のみでした。しかし歯科用CTの普及により、歯科臨床家でも精密な画像検査が可能となってきました。
本講演では、歯科用CT装置による撮影の要点、下顎管、上顎洞、顎関節などを観察する画像の作成と読影の方法、および画像検査結果の臨床へのフィードバックについて解説します。
■プログラムの内容
歯科用CTによる撮影と読影
【到達目標】
1.歯科用CTによる撮影の概要を説明できる
2.CT画像の解析法について説明できる

II 歯周病検査を治療にもっと活かそう!!

講師:辰巳 順一
【コース番号:15241902】
配信期間:2024年10月11日(金)~20日(日)

歯周治療を行う上で、「歯周病検査」は診断や治療計画の立案、さらには治療効果の判定を行う上で極めて重要な項目です。プローブを用いた検査の他、近年では様々な検査機器を用いてチェアサイドで検査することが可能となっています。しかし、これら機器を使用した検査結果をいかに臨床に活用するかは、知識と経験が必要となる部分も存在します。本コースでは、様々な検査による病態把握と治療へのアプローチ法についてお教えいたします。知れば日々の診療がもっと楽しくなることと思います。
■プログラムの内容
(1)歯周病の新分類に対応した歯周病検査項目についての振り返り
(2)PISAはこんなに有用です
(3)患者動機づけと治療計画立案に役立てる細菌検査
(4)患者の意識改革に使える口臭検査
(5)歯肉溝滲出液は歯周病病態把握に必要な情報の宝庫
以上についてお話いたします。日々の臨床に対し、エビデンスに基づき自信をもって診療ができるよう、サポートさせていただきます。

III 混合歯列期の矯正歯科治療

講師:北井 則行
【コース番号:15241903】
配信期間:2024年10月21日(月)~30日(水)

矯正歯科治療は、治療開始時期によって、混合歯列期の治療(第一期治療)と永久歯列期の治療(第二期治療)に分けることができます。混合歯列期は、成長発育が旺盛な時期であることから、成長発育を考慮した治療が必要です。また、乳歯から永久歯に交換する時期であることから、永久歯が正しい位置へ生えてくるように誘導する治療が必要になります。混合歯列期の治療は永久歯列期の治療の前段階としての治療であり、永久歯列期になってからの治療も必要になることがほとんどですが、場合によっては、混合歯列期の治療だけで、ある程度満足が得られることもあります。本プログラムでは、混合歯列期における矯正歯科治療について、成長発育と永久歯交換の観点から、どのような場合に治療が必要で治療した方がよいのか、どのような場合に治療が難しいのかについて、症例を通して情報をお伝えしたいと考えています。
【到達目標】
混合歯列期における矯正歯科治療について、不正咬合の特徴、診断、治療計画の立案、矯正装置の選択を修得することを目標とします。

IV 近未来のインプラント治療

講師:中本 哲自
【コース番号:15241904】
配信期間:2024年10月31日(木)~11月9日(土)

歯科治療の中でもインプラント治療はデジタル技術が著しく発展している領域です。しかしながら、完全デジタル化はまだまだ先の話、現状ではアナログ技術とデジタル技術をうまく使い分ける必要があります。本講演では、インプラント治療におけるデジタル化の現状と本院で新規導入したダイナミックナビゲーションシステムの紹介を通して、デジタル化の現在地と近未来のインプラント治療について解説します。
【到達目標】
1.歯科インプラント治療における口腔内スキャナーの活用法を説明できる。
2.ダイナミックナビゲーションシステムを適用可能な症例について説明できる。

V チェアサイドで実施可能な口腔がん早期発見へのアプローチ「口腔の細胞診」

講師:永山 元彦
【コース番号:15241905】
配信期間:2024年11月10日(日)~20日(水)

「なかなか口内炎が治らない」、「ヒリヒリする」、「噛んだ傷がなかなか治らない」など患者様が訴えられる時、どのような対応に迫られるでしょうか?「経過観察」とする場合が多いと思いますが、果たしてそれだけで良いのでしょうか?患者様は不安になっているので、少しでもその不安を取り除いてあげるのも大きな役目ですし、見過ごしてはいけない“悪性腫瘍”が顔を覗かしているかも知れないからです。また、口腔の悪性腫瘍が発症した多くの患者様は最初に一般歯科医院を訪れるのがほとんどです。直視直達が可能な口腔粘膜は、歯科医師として口腔粘膜疾患の種類を把握しておくだけでなく、疑われる場合に何ができるのか?というアクションが大きな要素となります。「経過観察」の間に「何かチェアサイドでできることはないだろうか?」と思いませんか?口腔粘膜疾患には炎症から悪性腫瘍まで幅広くあり、特に悪性腫瘍のがん(癌)やその前駆病変は粘膜の上皮成分から発生し、発見が遅れると口腔の機能低下等のQOLの著しい低下を招きます。早期発見と早期治療が求められることは言うまでもありませんが、歯科医院でこれらの病態を見逃さないための検査方法の一つとして液状化検体細胞診(liquid based cytology,LBC)を用いた口腔粘膜の細胞診を紹介させて頂きます。これは従来のブラシをガラスに直接塗抹する方法(従来法)に比べ、一般開業歯科医院でもアプローチが容易になるという利点があります。また、悪性腫瘍でなかったとしても、口内炎等で不安を抱く患者様への情報提供となる場合も多く、患者様の不安を払拭できる一つとしてもお勧めできる検査法と考えます。
■プログラムの内容
・日常診療から捉えることができる口腔粘膜疾患の種類
・口腔粘膜擦過細胞診の採取方法と液状化検体細胞診(LBC)の紹介
・細胞診結果とその対応

VI 外来で行う小外科手術の勘どころ―より安全に確実に―

講師:村松 泰徳
【コース番号:15241906】
配信期間:2024年11月21日(木)~30日(土)

歯科外来において局所麻酔下で行う小外科手術は、歯科臨床の場では絶えず必要とされる手技であり、切開・排膿、抜歯から歯周外科、そしてインプラント埋入など多岐に及ぶものの、その基本的な技術は共通するものです。口腔外科領域では抜歯が代表的な基本手術手技として卒後間もない時期より習得させられ、技術の向上とともに段階的に高度な手技を修得していきます。
このコースでは、外来、局麻下、1時間程度あるいはそれ以内で施術できる、抜歯手術の基本的手技や重要なポイントからはじめ、歯根嚢胞摘出術や歯根端切除術、歯周外科、補綴のための外科処置などの事例について解説をしていきます。
【到達目標】
1.口腔粘膜の切開、および骨膜剥離を適正に施術できる。
2.骨の削除と縫合について適正に行える。

プログラム

プログラム名 講師 日程

I 歯科用CBCTの臨床利用 <中止>

勝又 明敏 配信期間:2024年10月1日(火)~10日(木)

II 歯周病検査を治療にもっと活かそう!! <中止>

辰巳 順一 配信期間:2024年10月11日(金)~20日(日)

III 混合歯列期の矯正歯科治療 <中止>

北井 則行 配信期間:2024年10月21日(月)~30日(水)

IV 近未来のインプラント治療 <中止>

中本 哲自 配信期間:2024年10月31日(木)~11月9日(土)

V チェアサイドで実施可能な口腔がん早期発見へのアプローチ
「口腔の細胞診」 <中止>

永山 元彦 配信期間:2024年11月10日(日)~20日(水)

VI 外来で行う小外科手術の勘どころ―より安全に確実に―

村松 泰徳 配信期間:2024年11月21日(木)~30日(土)
  • ■定員:
    各50名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年10月1日(火)~11月30日(土) ※WEB配信(オンデマンド)各60分
  • ■形式:
    • WEB配信
  • ■受講料:
    1コース5,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

※各コースは下部にあるプログラム一覧からお申込みできます。

本コース プログラム(Ⅰ)~(Ⅴ)につきまして開催中止とさせていただくこととなりました。
何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

学術と臨床の融合-リバイバルコース-
臨床医が知りたい専門知識【Professorに聞く】
Fusion of the dentistry and the dental clinician practice – Revival course-
– the specialized knowledge to demand a dental clinician【 ask a professor it .】

【コース番号15242101】 【歯科医師】
  • WEB配信

各コース

I 覚えておかなければならないホワイトニングの基礎知識

講師:堀田 正人
【コース番号:15242101】
配信期間:2024年7月1日(月)~10日(水)

歯が黄白色を示すのは光がエナメル質を透過して下層の象牙質で反射されることによります。歯の切端、中央、歯頸部の色の違いはエナメル質と象牙質の厚さによります。光が象牙質内に到達し、象牙質が厚くなると象牙質からの拡散反射光が増加し、象牙質の黄色味が強くなります。変色した歯をホワイトニングするとエナメル質、象牙質はどのように変化し、どのような色となるのでしょう?変色した歯は患者一人ひとり異なった形態と色調をしており、ホワイトニングを行って審美回復するには技能が求められます。また、技能だけでなく、ホワイトニング材料の特徴を熟知する必要があります。したがって、このコースでは使用する材料の特徴を熟知し、習得した知識・技能と融合させたホワイトニングについて解説します。
【到達目標】
1.ホワイトニングによるエナメル質の色彩学的変化がわかる。
2.ホワイトニングの臨床応用時のポイントがわかる。

II 臨床で差がつく接着材の選び方と勘所

講師:二階堂 徹
【コース番号:15242102】
配信期間:2024年7月11日(木)~20日(土)

接着修復は直接法・間接法を問わず日々の臨床に広く普及しています。確実な接着があってこその接着修復であるが、接着材料のライフサイクルは短く、すぐに新製品と置き換わるため、知識と技術のアップデートは大変な作業となっているのが現状です。さらに最近のメタルフリー修復においては、CAD/CAM用ブロックからの削り出しやジルコニアなどが普及しており、被着体に対する接着術式もより複雑化しています。このコースでは、臨床における接着材選びのポイントと確実に接着させるための勘所について解説します。
【到達目標】
1.接着材料の特徴と使用方法のコツがわかる。
2.歯と歯科材料に対する接着の基礎と臨床での勘所がわかる。

III 埋伏抜歯の留意点

講師:住友 伸一郎
【コース番号:15242103】
配信期間:2024年7月21日(日)~30日(火)

抜歯は旧来から歯科・口腔外科の代表的手術であり、なかでも、埋伏智歯の抜去は、歯肉・口腔粘膜の切開、骨膜剥離、歯槽骨の開削、歯の分割、挺子を用いた歯の脱臼操作、病巣の掻把、歯肉・口腔粘膜の縫合といったほぼすべての基本手技を含む手術です。
このコースでは、智歯の抜歯にかかわる基本的手技を再確認するとともに、各手技の注意点を細かく解説します。
【到達目標】
1.歯肉・口腔粘膜の切開と骨膜剥離を適切に施行できる。
2.適切な歯槽骨の開削と歯の分割により埋伏智歯を摘出できる。

IV 歯周病の新分類を理解しよう!

講師:辰巳 順一
【コース番号:15242104】
配信期間:2024年7月31日(水)~8月9日(金)

歯周病の分類は時代とともに変化し、直近では2017年末にAAP(アメリカ歯周病学会)とEFP(ヨーロッパ歯周病連合)が中心となり歯周疾患の分類が改変されました。本プレゼンテーションでは、歯周病分類の変遷をまとめ、新分類についてその特徴や注意点について解説します。この新分類は、認定医・専門医の申請や、症例提示の際にも必須となっており、診断に必要な検査項目を含め、事例を通して解説します。
【到達目標】
このプレゼンテーションを終えると、参加者は以下のことができるようになります。
1.歯周病の新分類(2017)を説明する。
2.歯周病の診断に必要な検査、診断について議論する。

プログラム

プログラム名 講師 日程

I 覚えておかなければならないホワイトニングの基礎知識 <中止>

堀田 正人 配信期間:2024年7月1日(月)~10日(水)

II 臨床で差がつく接着材の選び方と勘所 <中止>

二階堂 徹 配信期間:2024年7月11日(木)~20日(土)

III 埋伏抜歯の留意点 <中止>

住友 伸一郎 配信期間:2024年7月21日(日)~30日(火)

IV 歯周病の新分類を理解しよう! <中止>

辰巳 順一 配信期間:2024年7月31日(水)~8月9日(金)
  • ■定員:
    各50名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2024年7月1日(月)~8月9日(金) ※WEB配信(オンデマンド)各60分
  • ■形式:
    • WEB配信
  • ■受講料:
    1コース3,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

※各コースは下部にあるプログラム一覧からお申込みできます。

本コース全プログラム(Ⅰ~Ⅳ)につきまして開催中止とさせていただくこととなりました。
何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師)

満員

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師以外 - 歯科衛生士含む)

満員

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師1名+歯科医師以外1名 [計2名])

満員

プログラム一覧

Clinical Step up クリニカル・ステップアップ

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
2024年12月8日(日) 【コース番号 15241301】
実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師)
歯科医師 谷口 裕重
岐阜・岐阜市 24 20,000 円
満員
2024年12月8日(日) 【コース番号 15241301】
実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師以外 - 歯科衛生士含む)
歯科衛生士・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師 谷口 裕重
岐阜・岐阜市 24 13,000 円
満員
2024年12月8日(日) 【コース番号 15241301】
実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師1名+歯科医師以外1名 [計2名])
歯科医師+(歯科衛生士・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師) 谷口 裕重
岐阜・岐阜市 24 30,000 円
満員
2024年12月22日(日) 【コース番号 15241401】
小児・障がい者歯科診療のポイント
歯科医師 岩瀬 陽子
齊藤 一誠
岐阜・瑞穂市 12 35,000 円
満員
2024年12月22日(日) 【コース番号 15241401】
小児・障がい者歯科診療のポイント(歯科衛生士)
歯科衛生士 岩瀬 陽子
齊藤 一誠
岐阜・瑞穂市 12 20,000 円
満員
2024年9月15日(日)・16日(月・祝) 【コース番号 15241501】
ベーシックからのステップアップエンド 2日間コース
歯科医師 山田 國晶
愛知・知立市(知立研修センター) 10 165,000 円
終了
2024年9月8日(日) 【コース番号 15241601】
結合組織移植(CTG)をマスターする
歯科医師 青井 良太
宮地 栄介
木下 富貴
三條 直哉
大阪・大阪市(ヨシダ) 20 70,000 円
終了
2024年11月17日(日) 【コース番号 15241701】
コンポジットレジン修復の発想転換-ハンズオンコース-
歯科医師 田代 浩史
愛知・名古屋市(モリタ名古屋) 15 60,000 円
満員
2024年8月4日(日) 【コース番号 15242001】
パーシャルデンチャーのフォーカスポイント
歯科医師 武藤 晋也
岐阜・瑞穂市 30 25,000 円
中止
2024年5月25日(土)~10月6日(日) 【コース番号 15241801】
歯周・補綴・審美 包括的歯科臨床コース
歯科医師 講師詳細 京都・京都市(松風本社) 18 550,000 円
中止

学術と臨床の融合

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
配信期間:2024年10月1日(火)~10日(木) 【コース番号 15241901】
学術と臨床の融合 1歯科用CBCTの臨床利用
歯科医師 勝又 明敏
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円
中止
配信期間:2024年10月11日(金)~20日(日) 【コース番号 15241902】
学術と臨床の融合 2歯周病検査を治療にもっと活かそう!!
歯科医師 辰巳 順一
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円
中止
配信期間:2024年10月21日(月)~30日(水) 【コース番号 15241903】
学術と臨床の融合 3.混合歯列期の矯正歯科治療
歯科医師 北井 則行
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円
中止
配信期間:2024年10月31日(木)~11月9日(土) 【コース番号 15241904】
学術と臨床の融合 4.近未来のインプラント治療
歯科医師 中本 哲自
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円
中止
配信期間:2024年11月10日(日)~20日(水) 【コース番号 15241905】
学術と臨床の融合 5.チェアサイドで実施可能な口腔がん早期発見へのアプローチ
歯科医師 永山 元彦
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円
中止
配信期間:2024年11月21日(木)~30日(土) 【コース番号 15241906】
学術と臨床の融合 6.外来で行う小外科手術の勘どころ
歯科医師 村松 泰徳
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信

学術と臨床の融合-リバイバルコース-

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
配信期間:2024年7月1日(月)~10日(水) 【コース番号 15242101】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-1.覚えておかなければならないホワイトニングの基礎知識
歯科医師 堀田 正人
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円
中止
配信期間:2024年7月11日(木)~20日(土) 【コース番号 15242102】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-2.臨床で差がつく接着材の選び方と勘所
歯科医師 二階堂 徹
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円
中止
配信期間:2024年7月21日(日)~30日(火) 【コース番号 15242103】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-3.埋伏抜歯の留意点
歯科医師 住友 伸一郎
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円
中止
配信期間:2024年7月31日(水)~8月9日(金) 【コース番号 15242104】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-4.歯周病の新分類を理解しよう!
歯科医師 辰巳 順一
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円
中止

■ご協力とお願い

1. 服装について
我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
3. 個人情報保護法について
2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。

(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。

(2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。