CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2025

朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

Clinical Step up クリニカル・ステップアップ
学術と臨床の融合
学術と臨床の融合-リバイバルコース-

【コース番号16251301】 【歯科医師】・【歯科衛生士】・【看護師】・【言語聴覚士】・【管理栄養士】・【薬剤師】

学術と臨床の融合
臨床医が知りたい専門知識【Professorに聞く】
Fusion of the dentistry and the dental clinician practice
– the specialized knowledge to demand a dental clinician【 ask a professor it .】-

【歯科医師】
  • WEB配信

各コース

➀歯科用CBCTの臨床利用

講師:勝又 明敏
【コース番号:16251901】
2025年10月1日(水)~10月10日(金)

大学病院などを除いた歯科臨床家が利用可能な顎関節の画像診断は、長い間、パノラマX線撮影のみでした。しかし歯科用CTの普及により、歯科臨床家でも精密な画像検査が可能となってきました。
本講演では、歯科用CT装置による撮影の要点、下顎管、上顎洞、顎関節などを観察する画像の作成と読影の方法、および画像検査結果の臨床へのフィードバックについて解説します。
■プログラムの内容
歯科用CTによる撮影と読影
【到達目標】
1.歯科用CTによる撮影の概要を説明できる
2.CT画像の解析法について説明できる

➁歯周病検査を治療にもっと活かそう!!

講師:辰巳 順一
【コース番号:16251902】
2025年10月11日(土)~10月20日(月)

歯周治療を行う上で、「歯周病検査」は診断や治療計画の立案、さらには治療効果の判定を行う上で極めて重要な項目です。プローブを用いた検査の他、近年では様々な検査機器を用いてチェアサイドで検査することが可能となっています。しかし、これら機器を使用した検査結果をいかに臨床に活用するかは、知識と経験が必要となる部分も存在します。本コースでは、様々な検査による病態把握と治療へのアプローチ法についてお教えいたします。知れば日々の診療がもっと楽しくなることと思います。
■プログラムの内容
(1)歯周病の新分類に対応した歯周病検査項目についての振り返り
(2)PISAはこんなに有用です
(3)患者動機づけと治療計画立案に役立てる細菌検査
(4)患者の意識改革に使える口臭検査
(5)歯肉溝滲出液は歯周病病態把握に必要な情報の宝庫
以上についてお話いたします。日々の臨床に対し、エビデンスに基づき自信をもって診療ができるよう、サポートさせていただきます。

➂混合歯列期の矯正歯科治療

講師:北井 則行
【コース番号:16251903】
2025年10月21日(火)~10月30日(木)

矯正歯科治療は、治療開始時期によって、混合歯列期の治療(第一期治療)と永久歯列期の治療(第二期治療)に分けることができます。混合歯列期は、成長発育が旺盛な時期であることから、成長発育を考慮した治療が必要です。また、乳歯から永久歯に交換する時期であることから、永久歯が正しい位置へ生えてくるように誘導する治療が必要になります。混合歯列期の治療は永久歯列期の治療の前段階としての治療であり、永久歯列期になってからの治療も必要になることがほとんどですが、場合によっては、混合歯列期の治療だけで、ある程度満足が得られることもあります。本プログラムでは、混合歯列期における矯正歯科治療について、成長発育と永久歯交換の観点から、どのような場合に治療が必要で治療した方がよいのか、どのような場合に治療が難しいのかについて、症例を通して情報をお伝えしたいと考えています。
【到達目標】
混合歯列期における矯正歯科治療について、不正咬合の特徴、診断、治療計画の立案、矯正装置の選択を修得することを目標とします。

➃近未来のインプラント治療

講師:中本 哲自
【コース番号:16251904】
2025年10月31日(金)~11月9日(日)

歯科治療の中でもインプラント治療はデジタル技術が著しく発展している領域です。しかしながら、完全デジタル化はまだまだ先の話、現状ではアナログ技術とデジタル技術をうまく使い分ける必要があります。本講演では、インプラント治療におけるデジタル化の現状と本院で新規導入したダイナミックナビゲーションシステムの紹介を通して、デジタル化の現在地と近未来のインプラント治療について解説します。
【到達目標】
1.歯科インプラント治療における口腔内スキャナーの活用法を説明できる。
2.ダイナミックナビゲーションシステムを適用可能な症例について説明できる。

➄チェアサイドで実施可能な口腔がん早期発見へのアプローチ「口腔の細胞診」

講師:永山 元彦
【コース番号:16251905】
2025年11月10日(月)~11月20日(木)

「なかなか口内炎が治らない」、「ヒリヒリする」、「噛んだ傷がなかなか治らない」など患者様が訴えられる時、どのような対応に迫られるでしょうか?「経過観察」とする場合が多いと思いますが、果たしてそれだけで良いのでしょうか?患者様は不安になっているので、少しでもその不安を取り除いてあげるのも大きな役目ですし、見過ごしてはいけない“悪性腫瘍”が顔を覗かしているかも知れないからです。また、口腔の悪性腫瘍が発症した多くの患者様は最初に一般歯科医院を訪れるのがほとんどです。直視直達が可能な口腔粘膜は、歯科医師として口腔粘膜疾患の種類を把握しておくだけでなく、疑われる場合に何ができるのか?というアクションが大きな要素となります。「経過観察」の間に「何かチェアサイドでできることはないだろうか?」と思いませんか?口腔粘膜疾患には炎症から悪性腫瘍まで幅広くあり、特に悪性腫瘍のがん(癌)やその前駆病変は粘膜の上皮成分から発生し、発見が遅れると口腔の機能低下等のQOLの著しい低下を招きます。早期発見と早期治療が求められることは言うまでもありませんが、歯科医院でこれらの病態を見逃さないための検査方法の一つとして液状化検体細胞診(liquid based cytology,LBC)を用いた口腔粘膜の細胞診を紹介させて頂きます。これは従来のブラシをガラスに直接塗抹する方法(従来法)に比べ、一般開業歯科医院でもアプローチが容易になるという利点があります。また、悪性腫瘍でなかったとしても、口内炎等で不安を抱く患者様への情報提供となる場合も多く、患者様の不安を払拭できる一つとしてもお勧めできる検査法と考えます。
■プログラムの内容
・日常診療から捉えることができる口腔粘膜疾患の種類
・口腔粘膜擦過細胞診の採取方法と液状化検体細胞診(LBC)の紹介
・細胞診結果とその対応

➅外来で行う小外科手術の勘どころ―より安全に確実に―

講師:村松 泰徳
【コース番号:16251906】
2025年11月21日(金)~11月30日(日)

歯科外来において局所麻酔下で行う小外科手術は、歯科臨床の場では絶えず必要とされる手技であり、切開・排膿、抜歯から歯周外科、そしてインプラント埋入など多岐に及ぶものの、その基本的な技術は共通するものです。口腔外科領域では抜歯が代表的な基本手術手技として卒後間もない時期より習得させられ、技術の向上とともに段階的に高度な手技を修得していきます。
このコースでは、外来、局麻下、1時間程度あるいはそれ以内で施術できる、抜歯手術の基本的手技や重要なポイントからはじめ、歯根嚢胞摘出術や歯根端切除術、歯周外科、補綴のための外科処置などの事例について解説をしていきます。
【到達目標】
1.口腔粘膜の切開、および骨膜剥離を適正に施術できる。
2.骨の削除と縫合について適正に行える。

プログラム

  • ■定員:
    各50名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2025年10月1日(水)~11月30日(日) ※WEB配信(オンデマンド)各60分
  • ■対象:
    歯科医師
  • ■形式:
    • WEB配信
  • ■受講料:
    1コース5,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

※各コースは下部にあるプログラム一覧からお申込みできます。
※日程及び受講料については変更となる場合がございますので、予めご了承ください。

学術と臨床の融合-リバイバルコース-
臨床医が知りたい専門知識【Professorに聞く】
Fusion of the dentistry and the dental clinician practice – Revival course-
– the specialized knowledge to demand a dental clinician【 ask a professor it .】

【歯科医師】
  • WEB配信

各コース

➀覚えておかなければならないホワイトニングの基礎知識

講師:堀田 正人
【コース番号:16252101】
2025年7月1日(火)~7月10日(木)

歯が黄白色を示すのは光がエナメル質を透過して下層の象牙質で反射されることによります。歯の切端、中央、歯頸部の色の違いはエナメル質と象牙質の厚さによります。光が象牙質内に到達し、象牙質が厚くなると象牙質からの拡散反射光が増加し、象牙質の黄色味が強くなります。変色した歯をホワイトニングするとエナメル質、象牙質はどのように変化し、どのような色となるのでしょう?変色した歯は患者一人ひとり異なった形態と色調をしており、ホワイトニングを行って審美回復するには技能が求められます。また、技能だけでなく、ホワイトニング材料の特徴を熟知する必要があります。したがって、このコースでは使用する材料の特徴を熟知し、習得した知識・技能と融合させたホワイトニングについて解説します。
【到達目標】
1.ホワイトニングによるエナメル質の色彩学的変化がわかる。
2.ホワイトニングの臨床応用時のポイントがわかる。

➁臨床で差がつく接着材の選び方と勘所

講師:二階堂 徹
【コース番号:16252102】
2025年7月11日(金)~7月20日(日)

接着修復は直接法・間接法を問わず日々の臨床に広く普及しています。確実な接着があってこその接着修復であるが、接着材料のライフサイクルは短く、すぐに新製品と置き換わるため、知識と技術のアップデートは大変な作業となっているのが現状です。さらに最近のメタルフリー修復においては、CAD/CAM用ブロックからの削り出しやジルコニアなどが普及しており、被着体に対する接着術式もより複雑化しています。このコースでは、臨床における接着材選びのポイントと確実に接着させるための勘所について解説します。
【到達目標】
1.接着材料の特徴と使用方法のコツがわかる。
2.歯と歯科材料に対する接着の基礎と臨床での勘所がわかる。

➂埋伏抜歯の留意点

講師:住友 伸一郎
【コース番号:16252103】
2025年7月21日(月)~7月30日(水)

抜歯は旧来から歯科・口腔外科の代表的手術であり、なかでも、埋伏智歯の抜去は、歯肉・口腔粘膜の切開、骨膜剥離、歯槽骨の開削、歯の分割、挺子を用いた歯の脱臼操作、病巣の掻把、歯肉・口腔粘膜の縫合といったほぼすべての基本手技を含む手術です。
このコースでは、智歯の抜歯にかかわる基本的手技を再確認するとともに、各手技の注意点を細かく解説します。
【到達目標】
1.歯肉・口腔粘膜の切開と骨膜剥離を適切に施行できる。
2.適切な歯槽骨の開削と歯の分割により埋伏智歯を摘出できる。

➃歯周病の新分類を理解しよう!

講師:辰巳 順一
【コース番号:16252104】
2025年7月31日(木)~8月9日(土)

歯周病の分類は時代とともに変化し、直近では2017年末にAAP(アメリカ歯周病学会)とEFP(ヨーロッパ歯周病連合)が中心となり歯周疾患の分類が改変されました。本プレゼンテーションでは、歯周病分類の変遷をまとめ、新分類についてその特徴や注意点について解説します。この新分類は、認定医・専門医の申請や、症例提示の際にも必須となっており、診断に必要な検査項目を含め、事例を通して解説します。
【到達目標】
このプレゼンテーションを終えると、参加者は以下のことができるようになります。
1.歯周病の新分類(2017)を説明する。
2.歯周病の診断に必要な検査、診断について議論する。

プログラム

  • ■定員:
    各50名(明海大学・朝日大学出身以外の方も受講できます)
  • ■日時:
    2025年7月1日(火)~8月9日(土) ※WEB配信(オンデマンド)各60分
  • ■対象:
    歯科医師
  • ■形式:
    • WEB配信
  • ■受講料:
    1コース3,000 円
    (入金をもって受講登録とさせていただきますので、予めご了承ください。)
  • ■認定制度:
    日本歯科医師会認定
    朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム

※各コースは下部にあるプログラム一覧からお申込みできます。
※日程及び受講料については変更となる場合がございますので、予めご了承ください。

実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師)

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実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師以外 - 歯科衛生士含む)

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実践!歯科医療者が行うリスク管理(歯科医師1名+歯科医師以外1名 [計2名])

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プログラム一覧

Clinical Step up クリニカル・ステップアップ

学術と臨床の融合

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
2025年10月1日(水)~10月10日(金) 【コース番号 16251901】
学術と臨床の融合 1歯科用CBCTの臨床利用
歯科医師 勝又 明敏
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信
2025年10月11日(土)~10月20日(月) 【コース番号 16251902】
学術と臨床の融合 2歯周病検査を治療にもっと活かそう!!
歯科医師 辰巳 順一
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信
2025年10月21日(火)~10月30日(木) 【コース番号 16251903】
学術と臨床の融合 3.混合歯列期の矯正歯科治療
歯科医師 北井 則行
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信
2025年10月31日(金)~11月9日(日) 【コース番号 16251904】
学術と臨床の融合 4.近未来のインプラント治療
歯科医師 中本 哲自
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信
2025年11月10日(月)~11月20日(木) 【コース番号 16251905】
学術と臨床の融合 5.チェアサイドで実施可能な口腔がん早期発見へのアプローチ
歯科医師 永山 元彦
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信
2025年11月21日(金)~11月30日(日) 【コース番号 16251906】
学術と臨床の融合 6.外来で行う小外科手術の勘どころ
歯科医師 村松 泰徳
WEB(オンデマンド) 50 5,000 円 WEB配信

学術と臨床の融合-リバイバルコース-

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
2025年7月1日(火)~7月10日(木) 【コース番号 16252101】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-1.覚えておかなければならないホワイトニングの基礎知識
歯科医師 堀田 正人
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円 WEB配信
2025年7月11日(金)~7月20日(日) 【コース番号 16252102】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-2.臨床で差がつく接着材の選び方と勘所
歯科医師 二階堂 徹
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円 WEB配信
2025年7月21日(月)~7月30日(水) 【コース番号 16252103】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-3.埋伏抜歯の留意点
歯科医師 住友 伸一郎
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円 WEB配信
2025年7月31日(木)~8月9日(土) 【コース番号 16252104】
学術と臨床の融合-リバイバルコース-4.歯周病の新分類を理解しよう!
歯科医師 辰巳 順一
WEB(オンデマンド) 50 3,000 円 WEB配信

■ご協力とお願い

1. 服装について
我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
3. 個人情報保護法について
2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。

(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。

(2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。